インポテンツ、ED(勃起不全)を克服するマッサージのツボ

いつまでも健康でありたい男性機能ですが、勃起不全の原因は加齢など肉体的要因と、ストレスなど精神的要因、あるいはその複合要因と考えられています。精神的要因の解消は『イライラ、ストレスの解消のツボ』を参照していただくとして、ここでは勃起を助けて男性機能の回復に役立つツボを紹介します。

対応するツボは、へその下の関元と、その下の中極、中極ツボの左右にある大赫です。背中にある命門と、その左右外側にある腎兪も男性機能の回復に役立つツボです。足首にある三陰交は、精力を高める代表的なツボです。

勃起は副交感神経の高まりと関係があり、副交感神経が刺激されてリラックスしたときに機能します。ツボマッサージは副交感神経を高める働きがありますので、よりスムーズな機能回復につながります。

関連項目:

  1. イライラ、ストレス解消のツボ

関元-かんげん

関元

おへその下、人差し指をおへそにおいて薬指があたるあたり。

中極-ちゅうきょく

中極

おへその下、指4本分のところに位置します。指先を使って弱くゆっくりとマッサージします。

大赫-だいかく

大赫

中極ツボの左右、すぐ外側にあります。おへその下、指4本分のところから左右それぞれ真横、すぐ外側のところです。

命門-めいもん

命門

背骨の真上で、おへそと同じ高さのところにあります。左右の腎兪ツボの真ん中に位置します。

腎兪-じんゆ

腎兪

背骨の両側、指2本分のところで、いちばん下のあばら骨やおへその高さに位置します。親指をツボにおいて、上体を反らすように曲げると効果的に刺激できます。

三陰交-さんいんこう

三陰交

足の内側で、くるぶしに小指を置いて手を上の方向に当てたとき、人差し指が当たる高さで骨の少し後ろに位置します。親指の先を使って強く押しこみます。