頭痛を和らげるツボ(頭部全体の痛み)
頭痛の原因と症状の現れ方は様々です。頭痛が起こるメカニズムはまだ解明されていませんが、その多くは心身の緊張が頭部の血管を拡張させて痛みを引き起こす、と考えられています。頭痛にはストレス要因による症状のほか、脳腫瘍や脳血管障害から来る頭痛など、重大な疾患の症状として現れることもあります。今まで経験したことのない痛みが感じられるときは、専門医の診察を受けることが大切です。

百会ツボは精神的な緊張を和らげてくれる、ストレス解消の代表的なツボです。頭部の血行を促すとともに、頭痛による不快な気分を爽やかにしてくれます。心身の緊張による頭痛のときにマッサージしたいツボです。

首から肩にかけてマッサージをして、筋肉に掛かっているストレスも解消させましょう。天柱、風池、肩井の各ツボは、頭部に溜まった血液を身体に戻りやすくするツボです。
関連項目:
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バザール
百会-ひゃくえ

頭のてっぺん、両耳と鼻の延長線が交わる点に位置します。指の腹を当て、下方に向けて心地よく感じる強さで押します。極端に強く刺激しないように注意。
天柱-てんちゅう

首の後ろにある筋肉の外側で、髪の生え際を刺激します。親指の先をツボに当て、残りの指で頭を包むようにして頭部の自重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。
風池-ふうち

天柱ツボのさらに指1本分外側にあるくぼみに位置します。天柱ツボと同じように、親指の先をツボに当てて、残りの指で頭を包むようにして頭部の体重を親指で支えるような体勢で強めに刺激します。
肩井-けんせい

首と肩先の真ん中にあって、肩の筋肉の中心にあたります。反対の手の指を広げて肩に置いたとき、ちょうど中指が当たる位置です。身体の中心に向かって長く強めに刺激します。人差し指か中指、または両方を使うと上手く刺激できます。

頭痛緩和に役立つ食材、健康食品、栄養素など
- サバ、サンマ、アジなどEPA、DHAを含む青背の魚
- 貝類、イカ、タコなどタウリンを多く含む魚介類
- 納豆
- 冬虫夏草、松葉エキス、山伏茸、霊芝、イチョウ葉のエキス、黒酢、EPA、DHA、タウリン、ビタミンB群、ビタミンE

頭痛大学
頭痛に関する様々な情報が掲載されています。専門家だけでなく、一般向けに編集された記事もあります。圧倒的な情報量。体系的に頭痛のメカニズムを知りたい方に。